BiG SiXは、象徴的なSSLスタジオコンソールの制作環境と最新のハイブリッド・ワークフローを兼ね備えます。「オート」リリース、EシリーズEQなど高度なチャンネル・プロセッシングを備えた素晴らしいサウンドのマイクプリ、モニタリングとルーティングを備えたGシリーズバスコンプレッサーは、SuperAnalogue基盤上にデザインされ、USBでコンピューターとも統合します。 BiG SiXは現代のニーズに即した、不可欠なSSLスタジオとなるでしょう。
BiG SiXは、現代のスタジオクラシックであるSiXの必然的な進化と言える逸品です。幅広いアーティスト、プロデューサー、エンジニアからのフィードバックを取り入れたBiG SiXは、4つのSuperAnalogueマイクプリ、デュアルモノスイッチングを備えた4つのSuperAnalogueステレオ入力、すべてのチャンネルに3バンドEシリーズEQ、二系統それぞれ独立したヘッドフォン端子を備え、ほぼすべてのスタイルの音楽、音響分野で活躍する品質を実現。
コンテンツの作成やポストプロダクションをSSLアナログ処理で次のレベルに引き上げたい場合でも、マルチトラックレコーディングやステムミキシングのための高度なハイブリッドワークフローが必要な場合でも、BiGSiXはあらゆる制作シナリオに絶対的な柔軟性と創造的な敏捷性を提供します。

バス・コンプレッサー

BiG SiXのミックスバスに接続されているのは、伝説的なGシリーズ・バスコンプレッサーで、ドライブ、エネルギー、そして「完成した」サウンドを制作環境にもたらします。
SL 4000 Gシリーズコンソールと同様の設計と回路を採用し、BiG SiX内のバスコンプレッサーは4：1のレシオ、30ミリ秒のアタック、100ミリ秒のリリースに設定されています。多くの場合、セッションの非常に早い段階でバスコンプレッサーを使用しミックスに組み込みます。 BiG SiXバスコンプレッサーは、有名な「オート」リリース設定を備えており、さらなる柔軟性を追加します。

USB インターフェイス

BiG SiXには、コンピュータと接続するためのクラスコンプライアンとUSB 96Khz / 24ビットインターフェイスを搭載しています。このインターフェースは、BiGSiXのSuperAnalogueシグナルチェーンに接続された16の高品質A/DおよびD/Aコンバーターとペアになっています。サウンドカード12チャンネルまでは、12の入力/出力にアサインされ、フェーダーのプリ・ポストの切り替えも可能です。 USB 13〜16チャンネルは、外部入力およびマスターバスとの間でルーティングされます。 または、ステレオキューバスから9/10および11/12のセンドをフィードすることもできます。

プリアンプ

素早いレスポンスと、細かいディティール、パンチの効いたBiGSiXのSuperAnalogueプリアンプは、ゲインレンジを広く確保しており、さまざまなマイク（リボンを含む）を快適に処理できます。 Hi-Z、48V、ハイパスフィルター、位相スイッチを備えた専用のライン入力も設けており、新旧の楽器やラインレベルソースも最大限に活用することを可能としています。

チャンネル コンプレッサー

従来のSSLチャンネルコンプレッサーを使用し、サウンドを滑らかにし、洗練し、プロダクションに追加します。 コンプレッサーは、アタックタイム（8ms – 30ms）、リリースタイム約300ms、2：1の穏やかなレシオをプログラムし、コンプレッサーがさまざまなコンテンツで機能するよう3つのコンプ・フレーバーの提供します。

3バンド SSL EQ

BiGSiXのチャンネルEQは、SSL伝統のEシリーズをルーツとし、ワイドレンジでのEQカーブと一致しています。 3.5kHzおよび60Hzの高低シェルビングフィルターを備えたブロードストロークの3バンドデザインで+15dBから-15dBのゲインに調整可能、700Hzの固定中周波数コントロールを備えています。 HFバンドとLFバンドは、シェルフカーブとベルカーブの間で個別に切り替えることができ、BiGSiXのすべてのチャンネルで機能します。